地域の皆さんの医療ニーズに対応するために、「質の高い誠実な医療による地域への貢献」とする当院の理念のもと、看護部は安全で温かみのある看護をモットーとし、自ら考え主体的な看護の提供を目指しています。
専門職として「質の高い看護を提供する」ため、院内外研修や院内各委員会活動を通して集合教育や現場教育の連携を図り、人材育成に努めています。平成18年4月よりクリニカルラダーを導入しました。個々の実践能力の評価及び個々のキャリアアップを図るために活用しています。また、平成22年4月より法改正に伴い新人看護職の卒後臨床研修が努力義務化になりました。本院でも新人看護研修体制として、研修責任者及び各部署に新人教育担当者・新人指導者を配置し、看護の質の向上及び医療安全の確保・新人看護師早期離職防止に取り組んでいます。
現在、本院においては専門性を高めるため感染管理として感染管理認定看護師が活動し、また、急性期医療における緩和ケアの充実を図るため緩和ケア認定看護師が活動しています。今年4月より皮膚・排泄ケアの研修終了者が活動予定です。そのほかがん相談員認定者、心臓リハビリテーション認定者、熊本県癌・糖尿病看護実践研修修了者が活動し、質の向上に努めています。
DPCの医療体制や7対1看護体制の中、患者中心のよりよい医療の提供・看護サービスの提供を目指し、入院を中心とした医療連携において看護の連携が円滑にできるように取り組んでいます。
竹下 エミ子
- 患者に責任を持ち、安全な看護を提供する
- 専門職として主体性のある看護を実践する
- 対象者の人権と個々の価値観を尊重し、温かみのある看護を提供する
- 人間的な成長も含めて専門性を高めるように、自己研鑽を続け成長していく
専門職業人として、地域住民のために貢献し、患者に安全で計画的な看護を提供する
入院を中心とした急性期高度医療を展開する事で、地域医療に貢献する
- 入院患者さんが熊本中央病院に入院してよかった
- 地域の診療所や病院の医師が熊本中央病院に紹介してよかった
- 職員が熊本中央病院で働いてよかった
と思える病院
熊本中央病院では、看護部の理念のもと「看護の質」を高めるために、8項目の概念に沿った看護の展開を心がけています。
- 1. 安全な看護
- 2. 患者に責任を持つ
- 3. 主体性のある看護
- 4. 根拠のある看護
- 5. 確かな看護技術
- 6. 専門職としてあるべき姿
- 7. 人間尊重
- 8. 能力開発、自己研鑽
これらのキーワードを熊本中央病院の考え方として概念化し、各々に組織として、個人としての目指す活動を明記し、心がけて行う事で看護ケアの質の向上を図っています。


















感染管理認定看護師の役割は、患者さん、訪問される家族、医療従事者など、病院に関わるすべての人を感染から守るために、院内感染の効果的な予防および管理を実践することです。そのために、時には職種を超えて組織横断的に感染対策の教育、実践、コンサルテーションを行っています。感染対策上の問題点を早期発見・対処するために、インフェクションコントロールドクター、薬剤師、臨床検査技師からなる感染対策チームを結成し、病棟ラウンドを実施しており、各部署に配置された看護部感染対策委員と協同して、現場に感染防止の啓発活動を実践しています。
緩和ケアとは、患者さんが“がん”と診断された時から“がん”とともに歩んでいる間も、最後の時まで一人一人の意思を大切にし、生きることを支え、患者さん・御家族のQOL(生活の質)の向上を目標とするケアです。がん対策基本法が制定され、早期からの緩和ケアの実践を強化することが求められています。そこで、当院においても、早期からの緩和ケアの実践を目指して日々努力しています。


