リハビリテーション科の特徴

当院のリハビリテーション室の施設基準は、運動器I、呼吸器I、心大血管I、脳血管疾患II、がんリハの基準を取得しております。
主な対象は整形外科手術後、呼吸器、心疾患、外科術後、がん患者その他急性期を脱した後の離床困難な患者さんで、平均リハビリ日数は7~10日程度です。
当院のスタッフ構成は、理学療法士11名、作業療法士1名、言語聴覚士2名の計14名で、1階のリハビリテーション室や4階の心臓リハビリテーション室にて訓練を実施しております。
当院のリハビリテーションの特色として、当院は熊本県指定のがん診療連携拠点病院の為、がん患者のリハビリ充実に積極的に取り込んでいます。また、心臓リハビテーションでは、心肺運動負荷試験装置(CPX)を導入し、訓練強度や内容において個人に合った運動を行なっています。さらに、言語聴覚療法では、失語症や摂食嚥下障害を発症した患者さんに対し、発症早期からアプローチを行える体制を整えており、人との会話や、口から食べることが円滑にできるように訓練、指導等を行っています。
いずれの訓練、関わりにおいても、医師、看護師、栄養士、薬剤師等の協力のもと、再発予防の指導にも注力しています。