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低身長

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低身長、成長ホルモン、低血糖

疾患概要

低身長は-2SD以下の身長の患者さんを示します。内分泌疾患だけでなく、代謝異常や各種臓器疾患の患者さんも低身長を呈することがあり、病気発見の糸口ともなります。骨系統疾患など先天性疾患でも低身長の人が多く見られます。

種類

成長ホルモン分泌不全性低身長症

下垂体からの成長ホルモン分泌低下からおこる低身長で、低身長患者さんの10〜20%を占めます。

SGA性低身長症

SGAとはsmall for gestational ageの事で子宮内発育不全を意味します。生後身長が伸びない人が10〜20%います。

ターナー症候群

女児に見られる低身長で、性染色体の一部が欠損しておこる疾患です。患者さんによっては性腺発育も低下している人もいます。

症状

-2SD以下の低身長とは、大まかに言うと100人のうち前から2〜3番以内に低い人です。特に下垂体機能低下している人は、副腎皮質や甲状腺が十分働かず、低血糖や性腺機能低下を示す場合もあります。軟骨無形成症など骨系統疾患を伴う低身長では、骨奇形も見られます。

検査

一般血液検査の他、成長関連ホルモンや副腎皮質、甲状腺ホルモンなどを測定します。栄養マーカーも調べます。内分泌疾患が強く疑われる人は、薬剤を使っての負荷試験を行います。下垂体機能異常がある症例は頭部MRI検査を行います。

治療

成長ホルモン分泌不全性低身長症、SGA性低身長症、ターナー症候群の患者さんには成長ホルモン治療が可能です。1日1回の自己注射で身長が伸びるようになります。他の下垂体ホルモン異常を合併している患者さんにはそれぞれ補充療法を行います。

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