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薬の使用期限と保管について

使用期限

ドラッグストアなどで購入した薬(一般用医薬品)は外箱に使用期限が記載してありますが、病院で処方された医療用医薬品は使用期限が分かりづらいものが多いのではないでしょうか。これは、内服する期間を医師が予め決めて医療用医薬品を処方しているためです。つまり、病院で処方される薬は処方された日数の期間内にのみ終えるという前提で処方されています。 その期間を過ぎた場合は薬が病状にあってない可能性がありますので、自己判断で内服するのはやめましょう。特に、抗生剤は医師の指示に従って処方された期間で必ずのみ切るようにしてください。同じ症状でも異なる病気の可能性もありますので、その都度、医師に診てもらうことが大切です。
 いつもの薬(定期薬)については次の項目「使用期限の目安」をご参照ください。残った薬がある場合は医師や薬剤師にご相談ください。

使用期限の目安

開封後は、酸素や湿気、ほこり、細菌繁殖などにより更に品質が変わりやすくなります。特に、シロップ剤や点眼剤などの液状の薬は注意が必要です。
 開封している薬は、以下を目安に期限を過ぎたものは処分しましょう。もちろん、期限内であっても変色や不純物の混入があるときは使用しないでください。

薬の種類 使用期限
袋詰め(一包化)された薬 3ヶ月
粉薬・顆粒 3〜6ヶ月
カプセルや錠剤、坐剤、軟膏など 6ヶ月〜1年
点眼剤や自己注射製剤 1ヶ月
シロップ剤などの液状の薬 細菌が繁殖している場合があるため残ったものは処分
保管条件

光、温度、湿度などの保管条件も重要です。保管状況が適切でない場合、使用期限内であっても有効成分の含量の低下や不純物の増加など、品質が変化している可能性があります。一般的に薬の保管温度は、1〜30°C(室温保存)、または 1〜15°C(冷所保存の場合)で凍結を避けることとなっています。保管条件がより厳密な薬もあり、例えばインスリンは未開封の場合2〜8°Cの冷所保存、開封後は1〜30°Cの室温と設定されています。
 使用直前にアルミシートから取り出すように指定されている薬もあります。例えば、心臓発作時に使用するニトロペン舌下錠はアルミシートから取り出すと有効成分が短期間で分解してしまいますので、持ち歩きの際にもアルミシートから出して別容器に入れることは絶対にやめましょう。それ以外の薬に関しても、薬管理ケース等で整理される場合、薬をアルミシートから取り出さないで整理することをお勧めします。

最後に

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