診療科のご案内

泌尿器科

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  • 診療科の実績
  • MRIガイド下前立腺生検

外来担当医師表

濱田 泰之
前原 遼
中熊 健介 宮前 公一 濱田 泰之
濱田 真輔
原 一正

診療科のご紹介

当院は急性期病院として病診連携に積極的に取り組んでおりますが、当科への紹介件数は平成28年には1,452件と多くの医療機関よりご紹介を頂いております。泌尿器疾患全般を取り扱っていますが、特に前立腺がんおよび前立腺肥大症の手術を得意としています。

前立腺がんについては腫瘍マーカーであるPSAが高値の症例にはMRI検査を施行し、前立腺がんが疑われる場合には経直腸的前立腺針生検を行っております。平成28年には355例に検査を行い236名(66.5%)の患者さんに前立腺がんが検出されました。PSA値が10ng/ml未満の患者さんでも約60%にがんが検出され、早期発見に伴い手術療法などによる根治症例も多くなっております。MRI検査にてがんが疑われるも複数回の生検でがんが検出されない患者さんにはご希望にてMRIガイド下前立腺針生検も開始しております。平成28年には27例の患者さんに施行し、21例(77.8%)の方にがんが検出され根治的治療として15例に前立腺全摘術、2例に放射線治療を行うことが出来ました。本検査は現在のところ保険診療となっておりませんので、詳しくは当院までお尋ね下さい。

前立腺肥大症で薬物療法が無効な患者さんには、経尿道的前立腺切除術を施行しております。平成28年の手術数は63件と県内ではトップクラスです。 腎がんや上部尿路上皮がんに対しては、患者さんのQOLを考慮し腹腔鏡下手術を施行しており、平成28年には24件の手術を行っております。膀胱腫瘍に対しては早期がんでは経尿道的手術(平成28年は190例)で治療、浸潤がんでは膀胱温存可能な症例に対して抗がん剤の動脈内注入療法や放射線療法を併用し、膀胱温存が不可能な場合は膀胱全摘出および尿路変更術(平成28年は9例)を行っております。

また当科では小児科泌尿器疾患も多く扱っており、九州でも数少ない日本小児泌尿器科学会認定医が膀胱尿管逆流、腎盂形成術、精巣固定、陰のう水腫などに対する根治手術や小児科と協力し、小児腎疾患の確定診断を目的とした腎生検を低侵襲な方法であるエコーガイド下(平成28年は22例)に行っています。

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主な対象疾患

前立腺がん

腫瘍マーカーであるPSA検査の普及で発見が増えているがんで2015年本邦における男性がんの罹患数第1位です。高齢者に多く発症し、また遺伝的要素も強いため家族歴のある方は早目の血液検査をお勧めします。組織検査にて確定診断が得られますが、当院では診断が困難な患者さんに対してMRIガイド下の組織検査が可能となりました。根治療法としての前立腺全摘術も数多くの患者さん(2016年までに2,645例)に施行させていただいておりますので、お気軽に当科にご相談ください。

前立腺肥大症

60歳以上の男性に多くみられる良性疾患です。前立腺の腫大により様々な症状を引き起こします。初期症状としては夜間頻尿、尿意切迫感、残尿感、排尿困難などがありますが、進行すると尿閉や水腎症(腎臓の腫れ)による腎不全に至る場合があります。まずは薬物療法を行い、効果が不十分であれば手術療法(経尿道的前立腺切除術)を施行する場合があります。手術施行数は県内では常にトップクラスです。

腎がん

50〜60歳代が好発年齢で男性に多い、腎尿細管上皮細胞から発生する腎実質の上皮性悪性腫瘍です。無症状であることも多く、健診の超音波検査やCT検査で発見される症例が増えています。治療方法は手術療法を基本とし、分子標的治療薬などの薬物療法も必要な場合には施行されます。当科でも腹腔鏡下手術を施行しており低侵襲治療に努めています。

膀胱がん

痛みを伴わない血尿が特徴の膀胱粘膜(尿路上皮)細胞より発生する悪性腫瘍です。腫瘍が存在していても、一度出現した血尿がしばらく出ないようなこともあり発見が遅れる場合もあります。血尿を自覚された場合はまず泌尿器科を受診されてください。また検診での尿潜血陽性についても、さまざまな病気のサインである可能性もありますので泌尿器科を受診されることをお勧めします。

過活動膀胱

尿意切迫感(排尿したくて我慢がきかない状態)を必須とした症状症候群で、通常は頻尿と夜間頻尿を伴うものです。最近は様々な薬剤が開発され、内服治療により改善する患者さんも多くなっています。男性にも女性にも発症する可能性があり、40歳以上の方の8人に1人が罹患する疾患ですので遠慮されずに当科を受診されてください。

小児泌尿器疾患

当科では腎疾患を専門とする当院小児科医と協力し、小児泌尿器疾患も対象としております。平成28年の手術実績では、膀胱尿管逆流防止術5例、小児腎生検22例、腎盂形成術2例、陰嚢水腫根治術3例、精巣固定術4例、包茎手術8例などを施行いたしました。お子様の腎疾患、尿路疾患でお困りの方は、当院小児科、泌尿器科にご相談ください。

病院別インデックス

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