一般利用者の皆さまへ

Vol.8 上手に減塩のコツ

塩分の摂りすぎは、全身の血管にジワジワと負担をかけ、高血圧に始まり、放っておくと透析や脳梗塞、心疾患などの重篤な病気に繋がります。現在、成人の8人に1人が慢性腎臓病(CKD)と言われており、無自覚のために未治療の方も多く見られます。

近年の塩分の平均摂取量は約 11gと減りつつありますが、WHO が世界基準とする5gの2倍であり、 世界的に見ても過剰な状況です。日本が基準とする男性8g 未満、女性7g 未満(1食2.5g前後)、腎疾患等ある方は6g未満を目指すには、さらに工夫が必要でしょう。

私たちの食事は塩分の多い食材や料理があふれているため、気づかないうちに過剰摂取となっています。

美味しく感じている食品もこれだけの醤油を飲んでいるのと同じことになるのです。

そこで「減塩」をキーワードに、ご自宅の食卓を思い出してください。塩分の多い食品は並んでいませんか?

減塩のポイント!!!

  1. 特に塩分の多い食品を減らしてみましょう。
  2. ・・・食品によっては料理に使う調味料より多く塩分が含まれています!
  3. めん類や汁物のスープは残しましょう。
  4. ・・・塩分が多量に含まれています。汁物は1日1回で中身を多く!
  5. 何でも醤油をかける習慣をなくしましょう。
  6. ・・・一度味を確かめてみてから足りないときだけ足す!
  7. 塩分を減らしても美味しく食べられる工夫をしましょう。
  8. ・・・酸味や食品の香りを生かして薄味でも美味しく食べられるように工夫しましょう!

最近では、美味しさや手軽さから外食や既製品を使いがちですが、味付けが濃いため食べたときに舌の味覚センサーが「味が濃い」と感じてきたら、減塩習慣の効果が表れていると考えましょう。上手に減塩し体の中から健康を目指しましょう。

熊本中央病院ホーム病院のご案内一般利用者の皆さまへ診療科のご案内医療関係者の皆さまへ